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CIRPの新たな消費者調査によると、Appleの2017年モデルのiPhone（iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X）は、米国におけるiPhone販売の約61%を占めました。これは、前年同期のiPhone 7とiPhone 7 Plusの72%というシェアよりも低い数字です。

11月に（より高価な）iPhone Xが段階的に発売されたため、2016年のサイクルとの比較は難しいですが、ホリデーシーズン中は旧モデルのiPhoneが例年よりも売れたようです。

CIRPの報告によると、2017年10月から12月にかけて、iPhone 7とiPhone 7 Plusは米国での販売台数の約4分の1を占めました。6sと6s Plusは8%のシェアを占めました。SEはハードウェアの刷新がないにもかかわらず、同時期に6sシリーズとほぼ同数の売上を記録しました（「SE 2」は2018年に発売されると噂されています）。

繰り返しになりますが、iPhone Xの供給制約と大幅な高価格設定により、前年との直接比較はより複雑になっています。本レポートでは、iPhone Xが2017年のホリデーシーズン四半期におけるiPhone総売上高の約20%を占めたと推定しています。これは、11月まで発売されなかったことを考えると、非常に大きな割合を占めると言えるでしょう。

これは、大画面サイズに対する顧客の受容度が高まり続けているという傾向に沿ったものです。6s Plus、7 Plus、8 Plusは総売上の30%を占め、さらに20%がiPhone Xを購入しました。つまり、この四半期に販売されたiPhoneの半数が4.7インチ以上の画面サイズだったことを意味し、これは過去最大のシェアです。企業の財務面では、大画面のiPhoneは価格も高くなるため、iPhoneの平均販売価格と売上高の上昇につながっています。

Appleは2018年のiPhoneラインナップにおいて、大画面モデルを積極的に拡充すると予想されています。KGIは、同社が6.4インチOLED搭載の新型「iPhone X Plus」、6.1インチLCD搭載の廉価版iPhone、そしてiPhone Xの改良版を発表すると予想しています。

CIRPの調査は、iPhoneシリーズの製品構成を分析しています。米国におけるiPhoneの総販売台数については言及されていません。他のレポートでは、米国におけるiPhoneの販売台数は低調であると指摘されています。Appleは2月1日に第1四半期（暦年では第4四半期）の決算を発表します。Appleは売上高が800億ドルを超え、過去最高の四半期になると予測しています。

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