
NSAがiPhoneをハッキング、戦争計画を暴露したとロシアが主張
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ロシアは、NSAがロシア国民とロシアに駐在する外国外交官のiPhoneをハッキングしたと主張している。
さらに、Apple は iPhone へのバックドア アクセスを提供することで NSA を支援したと主張している…
ロイター通信は、この主張はソ連時代のKGBの後継機関であるFSBによってなされたと報じている。
ロシア連邦保安庁(FSB)は木曜日、これまで知られていなかったマルウェアを使ってアップル社の携帯電話に特別に作られたいわゆるバックドアの脆弱性にアクセスするという米国国家安全保障局(NSA)の計画を明らかにしたと発表した。
FSBは、ロシア国内の加入者のものも含め、数千台のApple製携帯電話が感染したと発表した。
ロシアの情報機関はまた、NATO加盟国、イスラエル、シリア、中国を含むロシアと旧ソ連に駐在する外交官の電話が標的になったと述べた[…]
FSBは、この計画はアップルとNSAの密接な関係を示すものだと述べた。
報告書は、ウクライナ侵攻に関する情報源は電話盗聴だった可能性があることを示唆している。
昨年、ロシアがウクライナに軍を派遣した直後、米英の諜報機関は、ウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ侵攻を計画しているという情報を入手し、公表することでスクープを主張した。その情報がどのようにして得られたのかは依然として不明である。
ロシア政府は今年初め、4月1日までに自国の職員にiPhoneの使用をやめるよう指示した。プーチン大統領はいかなる種類のスマートフォンも使用していないと述べている。
9to5Macの見解
米国の諜報機関がロシアの戦争計画を知るためにiPhoneをハッキングしたという主張自体は信憑性がある。NSAが自国民にさえスパイ行為を行ってきた実績を考えると、同組織の関与も当然と言えるだろう。
しかし、ロシアのプロパガンダは蔓延しているため、FSBの主張には相当の懐疑心を持って取り組む必要がある。
この件において、ロシアはAppleがiPhoneへのバックドアアクセスをNSAに提供したと主張し、自らの主張を事実上覆した。AppleがFBIの拒否に屈したにもかかわらず、ロシアが同様の行為をNSAに行うとは到底考えられない。
西側諸国の諜報機関がロシア当局者の iPhone をハッキングするために Pegasus や Graphite のようなスパイウェアを使用した可能性は十分にあるが、この主張の詳細は明らかにプロパガンダの領域に属するものである。
写真: Kevin Woblick/Unsplash
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